自律神経を鍼灸で整える

自律神経のバランスを保つことは血流のコントロールと関係します。

血液に含まれる酸素を組織に循環させたり、老廃物を運んだり、身体の健康・機能を保つためには必要なことです。

そのため肩こりや頭痛から、現代に増加しつつある疾患に関わってくることがあります。

例えば、毎日が忙しい方は、活動する時に働く交感神経が過多になりがちで、休息やリラックス時に働く副交感神経が追いつかないことが重なり、夜間の眠りが浅くなる、寝ても疲れがとれない、便通の調子が悪いといった症状が出てくることがあります。

こうなると身体の気力や活力は湧いてきません。

交感神経が過多になりがちな身体に対して、鍼灸は副交感神経を高める効果があります。(この逆で副交感神経が優位になる疾患にも対応します)

現代病の予防や治癒にはもちろん、気力や活力を維持して日常を送るためにも、自律神経の働きを整えていくことが大切です。