朝茶には嬉しい効果があります!

温かいお茶(又は白湯)をゆっくりすすり飲むと、起きたばかりの体も脳もだんだん目覚めていくと心もホッとします。

朝、特に朝食前にお茶を飲むと、『その日の災難を免れる』、『福を得る』などという言い伝えがあり、先人はいかに朝茶を重用していたかがわかります。

現代人は、頭ばかり使って、体をあまり使わない生活をしています。

“五感をつかうことが大切”とよく言われますが、その中で目と耳の感覚“二感”しか使っていないことが多いのです。

朝茶を準備することで、“体”を動かし、“舌”で味わって、“鼻”で香りを楽しむことを意識的にして、朝からその他の“三感”を使い体と脳を活性化しましょう。

朝の空腹時に適度な温かみのあるお茶や白湯をすすることで、胃や小腸をやさしく刺激すると内臓の諸器官を活性化する作用や、自律神経の働きを整える効果があります。

朝という時間はバタバタせわしないですが、いつもより少しはやく起きて、お茶をいれて飲む、そんな余裕が一日を大きく変えるように思えます。

『朝茶をいただく』という日本人の習慣には、現代人に生きる私たちにとっても大きな意味がありますね。