顎関節症(あごの痛み)と鍼灸治療
<概要>
「口が開かない」
「あごが痛む」
「カクカク音がして痛む」
このような症状はありませんか?
顎関節症とは、これらの症状のいずれかが継続的にみられるものをいいます。
顎関節症は一つの要因で起こることよりも、複合的な要因により発症することが多いようです。
歯のかみ合わせは、カラダ全体のバランスと密接な関係にあります。 身体の歪みがかみ合わせを悪くさせていたり、また逆にかみ合わせが悪いと身体に歪みが生じてしまうといった具合です。
また顎関節症は、自律神経の不調と併発することもあり、ストレスをため込みすぎた際に症状が悪化することからも、顎の局所的な治療ではなく全身的な治療を行うことでよりスムーズな改善が促されます。
<治療について>
当院では、鍼灸治療で多くの顎関節症の治療にあたらせて頂きました。
身体の歪みやコリへの治療はもちろんですが、疲労やストレスからの身体の弱りにも東洋医学の治療方針を基に鍼灸を行います。
東洋医学では、カラダの内である内臓のバランスも診察をしていきます。これは主に脈診(みゃくしん)で行います。
内臓の不調やそのアンバランスが影響して、骨格や姿勢の歪みが出ている場合は、カラダの内を整えることで表面に出ている痛みを早く改善することにつながります。
とくに局所の治療だけでは改善しない顎関節症の治療においてはとても有効です。
早く痛みや違和感を緩和させて、再発しないことを目的とした治療を行っていきます。