気管支喘息(ぜんそく)

<概要>

気管支を囲む筋肉がけいれんするように収縮する。気管支の内側の粘膜が炎症によりむくみ気道がより狭くなる。さらに痰などがひっかかり呼吸困難を生じる症状が喘息(ぜんそく)です。

この状態が慢性的につづくと、気道はわずかな刺激にも過敏に反応してしまいます。

また最近では成人になってから発症するケースも多いですが、アレルギー体質の人だけが発症するとは限りません。

季節の変わり目に発症しやすい咳喘息(せきぜんそく)も、気道が過敏になり炎症を起こしている状態です。

<治療について>

気道の炎症を軽快な状態へ導くことが治療の目標となります。

東洋医学ではなんらかの原因で「熱」が上半身にかたよっているため、気道に炎症が起こると考えます。

また炎症が起こっているということはその部分が充血しています。「おけつ」という血の滞りを解消する必要もあります。

カラダに起こる変調の原因は、患者さんにより様々です。

症状の経緯や詳しい問診をお聞きいて、診断をしていくうえで原因をつきとめます。

そして原因の改善にむけて、最適なツボを選び鍼灸を施すことで、ぜんそくが発症しない・再発しないカラダ作りを進めていきます。

ぜんそくの治療は、多数実績があります。ぜひ一度ご相談下さい。

⇒『小児ぜんそくについて』