この前の日曜日は。

大阪の森ノ宮で所属する東洋はり医学会の定例会がありました。

いわゆる鍼灸治療の講習会です。

今回も新たな治療法を学んできました。

明治国際医療大学教授の篠原昭二先生の『経筋治療(けいきんちりょう)』です。

概要は手や足の先にある特定の経穴(ツボ)に鍼をすると痛みが軽減するという即効性のある治療法です。もちろん施術は痛くはありません。

腰痛・膝痛・五十肩などの症状に有効ということで、さっそく膝痛で来院いただいている患者さんに施術したところ120度ほどしか曲がらなかった膝がさらに深く曲げられるようになりました。角度が深くなるだけ痛みは軽減したということです。

経穴(ツボ)の位置が変わるため、時々その施術場所を変える必要があります。「即効性がある・治療が痛くない・応用がきく」というように患者さんのニーズに合わせてとり入れられる治療法です。