妊娠力を高めましょう
不妊症に悩む女性の多くは、2つの特徴がみられます。
①体が冷えているか、②血液循環が滞って古い血がたまっているか、もしくは①②その両方の症状がみられます。
なぜ?①冷えが不妊の原因になるのか。
体が冷えると、子宮や卵巣も冷え、いい卵子が出来ずらいからです。温かくふかふかしている子宮には、受精卵が着床しやすいのですが、冷えてかたければ着床しにくくなります。
東洋医学では、卵巣機能不全や黄体機能不全なども、冷えにより子宮・卵巣の働きが低下していることで起こりやすくなると考えます。
一方②の血流循環の滞りは婦人疾患の原因にも。
子宮や卵巣に元気に働いてもらうには、骨盤内に新鮮な血液が必要です。冷えや夜更かし、ストレスなどで血のめぐりが滞ると、生理痛や卵巣機能の低下、さらには子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣嚢腫といった婦人科疾患の原因にもなります。
当院では、東洋医学の知識に基づき、気・血のめぐりを促す治療により、妊娠力を高める治療を行っております。
上記にあげました①、②の改善ポイントへ、鍼灸治療とともに漢方・東洋医学の知恵を生かした養生法(食事、運動、生活習慣など)を上手く取り入れて、妊娠しやすい体をつくっていくことはじゅうぶんに可能です。
まずは、現在のご自身の体の状態を知り、鍼灸治療と養生法を始めてみましょう。