季節とからだ
暖かくなってくると人は活動的になりますね。
患者さんの話しを聞いていても頑固な症状が暖かさも手伝ってかよくなってきたとおっしゃられます。確かにそれはあることです。この季節の変わり目はからだにいろいろな変化をもたらします。そのなかで病や症状が緩和して良い方向に向かうことも確かです。逆に体調を崩しやすいこともあります。1年を4つの季節に分けるとすると1つの季節は約3ヶ月となります。この3ヶ月、つまり1つの季節が終わるくらいには症状が完治または緩快しやすいというわけです。来られている患者さんを診ていても、長年にわたり訴えられている慢性的な症状も3ヶ月のうちには改善されています。しかしここで強調したいことは、そのからだに体力があれば。ということです。治療や養生をしてからだを良い状態に保っていることが、季節にあわせてからだも心もここちよく過ごせるコツとなります。季節を上手に楽しく過ごせるように、当院では定期治療や未病予防にも力をいれております。