突発性難聴と鍼灸治療
突発性難聴とは、ある日突然発生する原因不明の強い難聴をさします。好発年齢としまして30代から50代の働き盛りの年代です。
現在まで突発性難聴は、内耳の部分に障害が起こって発症するということが分かっておりますが、その原因やメカニズムなどはよくわかっていないのが実情です。
突発性難聴の多くは、症状が片側の耳だけに発します。そのため、すぐに難聴に気がつく人がいる反面、なかなか症状に気がつかない人もおられます。電話で話をしていて、受話器を当てたほうの耳が聞こえないことから、難聴に気がつく方もおられます。
耳鳴り・耳が詰まったような閉塞感やめまいなどの症状を、伴うことも多いです。また、めまいに伴い吐き気がしたり、嘔吐をおこす場合があります。
<治療について>
当院では、臓腑(東洋医学の内臓)の働きの失調から、お身体が突発性難聴を発症する状態になっていると考えて診察をしていきます。
東洋医学・漢方医学では、臓腑(内臓)は目や耳や鼻といった諸器官と関係すると考えます。そして耳は基本的に「腎」という臓腑の働きと深く関わっていると診ていきます。
また問診にて、発症前後のお身体の状態なども大きく考慮に入れて治療に入っていきます。
当院での鍼灸治療では、耳の症状だからといって耳や首肩に鍼(はり)を刺すなどということはいたしません。基本的に手や足、そして背部のツボを使い施術をしていき、お身体の状態を整えていくことに重点をおいております。痛みはありませんので、鍼灸がはじめての方でもご安心ください。
突発性の難聴やめまいを起こすということは、身体が通常の状態(健康な状態)とは言えませんので、これを改善することを治療目的と考えています。
当院でも多数の実績がありますので、ぜひ一度ご相談ください。
メニエール・耳閉感の治療体験談 ⇒ 『西宮市 耳閉感 40代 男性』
若年性難聴の治療体験談 ⇒ 『西宮市 耳鳴り・難聴 30代 男性』
突発性難聴の治療体験談 ⇒ 『宝塚市 突発性難聴 30代 女性』