腰椎ヘルニア 宝塚市 男性 40代

【主訴】腰椎椎間板ヘルニアによる右腰から大腿後面の痛み

1カ月前より右大腿部の痛みと足のしびれを感じる。病院にてCT検査をして腰椎4・5番のヘルニアと診断される。

歩行、立っている際、睡眠時の寝返りなどで強い痛みを伴う。睡眠時も痛みでよく目が覚める。

【徒手検査】

ラセーグテスト 右45度、左70度

足関節の底背屈動作は、右足の力が弱い

(ラセーグも、足関節の力も症状改善の指標になるためにチェック)

【治療1回目:5月8日】

左肝虚証として、左曲泉、左陰谷、右豊隆、右飛陽、右陽池の各4つのツボへ鍼をする。

この時点で、左右の足の長さのズレが揃う(※骨盤のズレが改善されたため)。

背部の肝兪・腎兪に接触ほどの鍼を行い、左仙腸関節に温灸。

ふくらはぎ裏側の血絡にお灸を行い1回目の治療を終了する。

【治療2回目:5月13日】

前回治療後から3日ほど右大腿後面の痛みが軽減。仕事が忙しく、日にちとともに痛みが戻る。

左曲泉、左陰谷、右豊隆、右飛陽に鍼を行い、その他の治療も前回とほぼ同様に行う。

【治療3回目:5月20日】

痛みが大きく軽減し、立ち仕事や歩行、寝返り動作が楽になってくる。夜も痛みで目覚めなくなる。

右足関節の力も出てき、左足の力と大差がない(※足の神経は腰部から出ているので、ヘルニアによる腰痛改善の指標となる)

前回と同様の治療を行う。週1回のペースで継続して治療に来られています。

 【治療家からひとこと】

からだのゆがみを修正すると同時に、弱っている部分の回復力を発揮させて椎間板ヘルニアによる神経圧迫、炎症をより早く消失せるように治療をさせていただいております。その過程で、痛みが軽快している症例です。

 どんな治療をするの?詳しくはこちら ⇒ 『ぎっくり腰・腰椎ヘルニアの治療』