腰痛でお困りの方へ

ここのところ寒さが厳しくなっているからか、腰痛の治療で来院される患者さんがとても多くなっております。

腰痛といっても原因は、患者様により違っているため治療内容や鍼(はり)治療をするツボの場所は一人として同じではありません。

例えば、腰椎ヘルニアによる腰痛…

椎間板から脱出した繊維輪(突出物)をからだが異物ととらえ、これを除去しようとします。この際、炎症が起こり脱出したヘルニアの部分を無害にしようとするメカニズムが働きます。炎症が起こっている間は、神経が刺激されるために腰痛、坐骨神経痛、足のしびれなどを発症させます。

東洋医学で考えると、腰の骨は「腎」という臓腑に関係します。もし腎が弱っていれば、これの力を補うようにツボへ鍼をして、症状を自然治癒へ向かうように施術内容をつくっていきます。

からだの総合的な治癒力を強化すると同時に、弱っている部分の防御のメカニズムを発揮させて椎間板ヘルニアの炎症をより早く消失せるように治療をさせていただいております。その過程で、痛みは軽快していきます。

当院で行う鍼灸、経絡治療は痛い所にはほとんど触れずに、からだの回復力を早めることをメインとしています。

 

どんな治療をするの?くわしくはこちら ⇒ 『ぎっくり腰・腰椎ヘルニアについて』