適切な睡眠とアンチエイジング

睡眠は大切と当たり前のことと思えるのですが、最近は科学的にもその重要性が明らかになっています。

適切な睡眠は、メラトニンや成長ホルモンといった免疫力を増強し、また強い抗酸化作用で細胞の老化を防ぐ、いわゆるアンチエイジング効果をもたらす働きがあります。

これらの分泌は、夜の22:00~2:00の間にもっとも盛んになるのです。睡眠のゴールデンタイムといいましょうか。この時間に起きているとこれらアンチエイジングをもたらしてくれるホルモンの分泌は大幅に減ってしまうので、この恩恵を受けるため遅くともその日のうちには就寝したいものです。

また理想は寝る4時間前には食事を済ませる、寝る前には食べないというポイントも押さえておきたいものです。それは空腹状態で就寝すれば、睡眠中に成長ホルモンが分泌されるため、体に脂肪がたまりにくくなるからです。

余談ですが、空腹時には長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)が働き出し細胞の老化を防ぐということが分かっています。

これらの習慣を少しでも生活に取り入れていただければ、健康食品やサプリを用いずともアンチエイジングの効能を堪能することができます。