おねしょ・夜尿症の治療
<概要>
生まれて3才頃まではおねしょの頻度が多くとも、その割合は年齢とともに減っていきます。夜尿症とは6~7才以降にも、夜間に排尿してしまうという場合をいいます。
原因としては、膀胱機能が未熟、腎臓や膀胱の器質的な原因、自律神経のバランスが未熟、夜間の尿量が多い、精神的なストレスがあげられます。
夜尿症改善にむけての取り組みとしては①ご家族があまり神経質になったり深刻になったりしない。②水分の摂取時間、摂取量に注意する。③からだを冷やさない、特に夜尿がある子どもには冷えの所見が診られます。④原因と考えられるストレスへの対処などがあげられます。
<治療について>
夜尿症は子どもにより原因が違うことがほとんどです。
下半身の冷えがみられる子どもには、温灸をよく使います。使用するツボに中極、関元、八髎穴などがあります。
またストレスや、過度な緊張がある場合は、子どもにも肩こりがあります。自律神経のバランスに乱れがあると、肩や背部、仙骨部にまで緊張が診られます。この反応に小児鍼(はり)または鍉鍼で施術していきます。
すぐに夜尿がなくなる子どももいれば、改善まで長い期間を要する子どももいますが、治療により早い完治がのぞめます。
当院では、子どもの治療に実績が多数あります。ご安心してご相談ください。
夜尿症の治療体験談