成長促進と鍼灸治療
<概要>
低身長や低体重といった発育の遅れがある子どもの状態を、発育不良といいます。もともと体格の成長は個人差があります。
まずは母子手帳についている成長曲線のグラフにお子さんの成長記録を付けてください。そして小柄ながらも成長曲線とほぼ平行に子どもが大きくなっているかを確認していきましょう。
首のすわりやお座り、寝返りやハイハイが出来るおよその年齢が育児書に記されていますが、それに当てはまらないお子さんもよくおられます。
<治療について>
当院では鍼灸治療で小児のからだの不調にも対応しております。鍼灸といっても小児鍼という刺さないタイプの鍼を使用しますので、慣れていただければお子さんも恐がらず受けてもらえます。お灸も温さがほんのり感じる程度の温灸(おんきゅう)で施術します。
子ども成長には消化器系の働きがうまく機能しているかが、ひとつポイントになります。胃や腸の働きを促がすツボ、昔から小児の成長に欠かせない「身柱」というツボなど、症状にあわせて使うツボが多くあります。
子育てにはたくさんの喜びがある反面、いろいろな不安を伴うもの。お子さんの成長に心配があれば、まずは専門医で受診されてからご来院いただくことをおすすめしております。
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