椎間板ヘルニア
<概要>
ここでは椎間板ヘルニアでもっとも症例数が多い腰椎椎間板ヘルニアについて説明していきます。
椎間板ヘルニアは、腰椎4・5番と腰椎5・仙骨の間に起こりやすい症状です。
腰椎椎間板ヘルニアの初期症状には、同じ姿勢を続ける事がつらい、足の感覚が鈍くなるなどがあります。 これらの症状が進行すると腰痛に伴い片側のおしりから太ももの裏、足のふくらはぎの裏から外側にかけてしびれや痛みを感じるようになります。
痛みは、夜も眠れないほどの激痛だったり、持続してうずくものだったり、人それぞれです。これは坐骨神経痛と呼ばれています。
腰椎からは坐骨神経という足へ向かう神経が出ているので、腰椎椎間板ヘルニアがその神経を圧迫しやすいのです。そのため坐骨神経痛の症状が多くみられます。
<治療について>
椎間板ヘルニアの神経圧迫部分を軽減させる様に、からだの筋肉や骨格のバランスを整えていく治療を行います。これを力で整えるという方法ではなく、手や足のツボを使ってからだの緊張を取り、骨盤のゆがみが正常にもどしていきます。
腰部の症状は「肝」と「腎」という臓腑(東洋医学でいう臓器)が関わっているケースが多く、ツボはこれらを考慮して選んでいくことが多いです。 また症状がある部位には血の滞りがよくみられます。その状態が腰部に診られれば温灸(おんきゅう)というほんのりと暖かなお灸を施します。
からだの状態により回復までの期間は様々ですが、強い痛み症状や長く続いている慢性的な症状でも治療を行えば必ず軽快していきます。
痛みなく、からだへの負担がかからない当院の鍼灸治療で、ヘルニアによるつらい症状を解決いたします。
くわしくはこちら ⇒ 『ぎっくり腰・腰椎ヘルニアの治療について』
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